大奥 (第1巻) (JETS COMICS)
2009年9月3日 TCG全般赤面疱瘡怖いよう
最初は祐之進を主役において、彼視点による大奥の人間模様をねっとりと見せていく話かと思っていたけれど、ここはさすがのよしながふみ、非常に重厚な物語を織り成してくれます
とりあえずつらつらと第一巻の感想をば
杉下さんめちゃめちゃ渋い
特に第一巻全体に存在する男色の空気に巻き込まれることなく一本筋の通った存在感を醸し出してるのがいいやね
p98~p100にかけての三種香の解説のくだりは未熟な作家だとただ単に時代背景の説明だけになってしまって、ああ頑張って取材したんだねーって感じになってしまいがちなところをしっかりと祐之進の能力を表現しつつ柏木のクレバーさを演出するあたりはさすがの一言
第一巻最大のきゅんきゅんポイントはp103の垣添泣きべそ姿とp111~p113
にかけての垣添精一杯の告白および思い出を頂くシーン
これはもう夢に見そうなくらいのきゅんきゅん
そしてp115の流水紋を魅せる一枚絵の美麗さ
しかるに吉宗公のイケメンっぷりたるやマジ惚れる
絵に関して言えば背景や小物の美しさももちろんのこと、美形を美形に描くだけではなくて、お顔のよろしくないキャラの顔をちゃんとそのように描けている点が作者の力量を物語っていますな
最初は祐之進を主役において、彼視点による大奥の人間模様をねっとりと見せていく話かと思っていたけれど、ここはさすがのよしながふみ、非常に重厚な物語を織り成してくれます
とりあえずつらつらと第一巻の感想をば
杉下さんめちゃめちゃ渋い
特に第一巻全体に存在する男色の空気に巻き込まれることなく一本筋の通った存在感を醸し出してるのがいいやね
p98~p100にかけての三種香の解説のくだりは未熟な作家だとただ単に時代背景の説明だけになってしまって、ああ頑張って取材したんだねーって感じになってしまいがちなところをしっかりと祐之進の能力を表現しつつ柏木のクレバーさを演出するあたりはさすがの一言
第一巻最大のきゅんきゅんポイントはp103の垣添泣きべそ姿とp111~p113
にかけての垣添精一杯の告白および思い出を頂くシーン
これはもう夢に見そうなくらいのきゅんきゅん
そしてp115の流水紋を魅せる一枚絵の美麗さ
しかるに吉宗公のイケメンっぷりたるやマジ惚れる
絵に関して言えば背景や小物の美しさももちろんのこと、美形を美形に描くだけではなくて、お顔のよろしくないキャラの顔をちゃんとそのように描けている点が作者の力量を物語っていますな
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