やや消化不良感があるものの、ちょっと超能力を持っててちょっと間違ってる少年少女の人生の一頁を切り取った物語と思えばむしろ綺麗に終わってるか
《ぼくらの》や《なるたる》と比べても、同じ少年少女と死という組み合わせでもかなり軟化してるというか、絶望が無い
同じ道を辿っていた大人達と真っ向から対立するでもなく理解し合うわけでもなく、ニコと母親が再会するというドラマはあるものの、基本的にドライな関わりかたに終始するのも今時のもちがってる子供の空気が出てる
特にニコの母親が精神的にやられても死ぬことがなくて、ミッツもイッサもそのことに自体には深く考えてない辺りとか、鶴里さんが姿を消したことも淡々と消化してる辺りが顕著

個人的には最後までイッサが高二病を維持したまま我が道を進んでくれてるのが非常に好感触



プロツアー龍紀伝の動画をちょこっと閲覧
フィーチャーマッチでジャッジ(スタッフ?)からトークンが都度必要に応じて横から出してくれるのはいいなと思いましたまる
ドラフトは対抗色で組んでるプレイヤーも思ってたより多くて、友好2色に拘る必要はなさそう
シャハールと名前失念したけど同じチャネル勢の青黒の対戦が面白かった
平和なべされた生物を濫用でサクッて、さらにリアニメイトからの濫用でアド取りまくりからのライブラリー2枚しかなくてライフも詰められて負けという深い悲しみ
カウンター諦めて早めに踊り手アンモーフからの鼓舞グリフィン相討ちからの光り歩きにバウンスならワンチャンあったと思うんだけどなあ
それも置きショック出された時点で無理だったけど
トリックはありきたりながらもピエロ視点が面白かったです(粉蜜柑)

昨日のFNMは先週とうってかわって、プレイミスは無かったけどピックミス
まさかマルドゥじゃなくてエスパーが最適解だったとはな
それでもなんとか二勝一敗で二位にこぎつけてソリンゲッツ

発売日からずいぶん経ってるけど、電子書籍なるものでようやく読めたので感想

にとりんと高槻くんが結局くっつかない辺りが女性作家らしいリアルさというか残酷さというか
もちろん性やら異性装やら恋愛やら青春のさまざまな悩みに翻弄される少年少女達の人生の一部分を切り取った青春グラフィティだと思えば、これからの不確定な未来においてにとりんと高槻くんがつきあうこともあるかもしれないし、マコが売れっ子ママさんになってモテまくりになることもあるだろう

ただどうしても男目線で見るとにとりん自体には全く共感出来ない
高槻くんに告白してフラレるところまではその苦悩や葛藤に共感が持てたけど、そこからあんなちゃんにさらっと告白にいく流れがもう理解不能
変なところで度胸があるというフォローこそあったものの、それと姉の友達に告白する度胸は別物だろうと
特にあの年頃の男子であんなに恋愛の切り替えが早いのはヤンキーくらいのものでしょ
そのかわり最終巻でフィーチャーされてたフィクション込みの私小説を書き出すところはそれまでの演劇の脚本を書いた経験や小説家志望の女の子のインタビューを受けたことや土居の才能に触れたことやらいろんな経験に触発されて、半ば本能的な行動の現れとして凄く納得がいく
ただオナニーしたことを書きまくったり関係者みんなにせがまれてとはいえバンバン読ませていくのは露出狂というか偽悪的というかちょっとキモチワルイものはある

対して一番共感するというか、もっと内面に迫りたいと思わせるのがマコ
コンプレックスがたくさんあって、周りの強い個性に惹かれつつ劣等感も刺激されてしまう二律背反。惚れっぽいけど恋に恋する乙女状態というのを自覚していて、自己評価の低さも相俟って決して告白をしない臆病さ
なにより一番の親友であるにとりんを好きになってしまうも、それを諦めるところなんかはまさに影のヒロイン
それにもましてグッと来るのは、作中さんざん度胸があると修飾されてきたにとりんが取り敢えず進学したのと違って、進学せずにそのままユキさんのお店で働き始めたり本当に度胸があるところ
マコのお母さんも作中に出てきたあらゆる親の中で一番子供に対する理解があるのもおもしろい

にとりんがあくまでも女装をしたいと思っているのに対して、にとりんの想いをずっとリードしてた高槻くんが男装をしたいと思わなくなって、一人の女の子として一人の男の子であるにとりんを好きだと気づくまでの流れなんかはものすごい甘酸っぱくて、だからこそ二人の想いが交わりそうで交わらない、すれ違っていってしまうあたり美しいと言えば美しいし、もどかしい
昨日のFNMは参加者急増でパック足りないということで、三人でモンハンに移行
ドラフトの賞品がイマイチだったらしいので、これは回避性能+3ですわ


んーヤンジャンより先に読むべきだったか
今までのギャグっぽいオマケページはバッサリ切ってて、巻末に:Reへの先触れになる短いエピソードが
特に重要なのは毎回お馴染みのカバー裏のキャラ紹介。エト=高槻が明示されたことと、カネキが単なるムカデという名の喰種として扱われたこと。あとは死亡とは明示されてないことか
GJ移籍後全然読んでなかったけど、近所の古本屋に五巻まであったので久しぶりにペラペラと
最新七巻らしいので追い付くにはもうちょいかかるな
久しぶりに読んで思ったのはやっぱりマルコの正妻力
むしろはやく女の子だってカミングアウトしてユウに告白しろよとか思っちゃうレベル
ラウラもいい感じにツンデレしてるけど、ヒロインというよりいいようにあしらわれてるおこちゃまというか、弟子以上ライバル未満というか

あとジラソーレのお嬢さんたちの中でイチオシはソフィアちゃん
モデルやらコスプレやらパーティーのお相手役をやらされたりするときの照れ照るところがたまらんです
普段針糸持たないし支店長とかでもないからジラソーレ創立メンバーの中でも影が薄いのが悲しいところ
悪くはないけど、もうちょっと主人公は狡くて残酷になってほしいなと
もちろんやり過ぎると読者の共感が得られなくなって屑対屑という構図になると主人公に感情移入しにくくなるけどね

二巻で言うと、金持ち小ブタ野郎のハメ方が微妙
いくら柄の悪いいかにもな奴だからって、身分証入りの財布拾っただけで追い込めきれんだろと。もちろん事前に性格とか調べあげてるという前提があるのはわかるけど、クラスメイトのDQNに金を払うのは保身のためでも、隣町の見ず知らずの人間なら普通に警察に届けるよなーと
これなら直接彩菜の財布になるように脅迫するとか他にもやり方はあると思うのよね

逆に上手いと思ったのは落とし穴のやつ。ほどよく残酷でほどよく甘い。これが自力で這い上がれないくらい穴が深かったり、彩菜自身も覆面で顔を隠してたりすると残酷過ぎる上に殺意が強すぎるし、落とし穴に針を置かなかったら甘過ぎて遊んでるだけになる

そんな中一番ウザく感じたキャラは断トツで偽善者君。一度告白しておいて他人とのキスを見せられたくらいで酷いイジメの傍観者になるとか最低ですわ。そもそも最初のキス見せられた場面の時点で彩菜が虐められてることを知らないのもそれに気づかないのもどうなんっていう
ラストで屑ヤンキーにトドメをさしたりしてたけど、なにもかも遅すぎる

一応先月のうちには読み終わってたけど、ゴタゴタしてたから今さら感想書いてみる

モーツーに移籍してからは完全に単行本でしか読んでなくて、確か移籍発表時に今まで不定期連載だったモーニングから隔月(?)のモーツーに移ることによってページは増やすは毎回確実に掲載するわでえらいこっちゃですよと聞いた気がしたんだけど、そうこういう間に最終回になったらしいと聞いて、すわ打ち切りかと思って単行本出るのを心待ちにしてたわけですよ
で、恐る恐るページをめくった結果…

あー割りとまとまってるし大団円と言ってもいいんじゃね?って感じ

美里と遥さんの仲もひとまず進展してるし、西野関連の話も一応まとまってるし、ついでに結城のお祖父ちゃんも渋くてよかった
沢木が菌を他の人にも見えたり会話出来る位に顕現させるのは蛇足な気もするけど、樹教授がとうとう菌と邂逅して感動してる場面はこっちもつられて泣きそうになったから、結果的にあってよかったかなと

で、まあそんなこんなは最終的にはどうでもよくて、結局大切なのはいつだって蛍な訳ですわ
これがなかなか難しくてですね
とりあえず蛍は沢木をどう思ってるのかってのは言わずもがなですわ。それがげんしけんのハトみたいに完全に意識してるのか、それともまだ理性と本能のせめぎあいなのかは蛍自身のはっきりした内面描写が無かったから、読者側から確実にこうだとは言い切れないけども
実際マリーも円も恋のライバルになりようがないし、沢木も蛍から真剣に告白されれば真っ向から完全否定することもないんじゃね?って感じですわ

じゃあなにが難しいかというと、どういう角度で捉えるべきかと言うことですわ
つまり、長年人気を博した1つの作品のまとめとして見るか、それとも沢木や蛍や美里たち農大生の人生のエピソードを垣間見ていると捉えるかどうかですわ
1つの物語として捉えて、かつその中心を沢木と蛍の関係性にクローズアップした場合、これはもう完全に消化不良。強いて言えば沢木が一歩大人になった成長物語。だけどその成長も世界観の近い銀の匙の八軒なんかと比べるとゆっくり過ぎるわけですわ。ザックリ言えばここまで引っ張ったんだから答えは出さなくてもいいからせめて告白かそれを強く匂わせるヒキくらい描けよと

ただそれなりに感情移入するくらいに長年楽しんできたからこそ、これを沢木たちの人生のワンショットと考えると、まだまだ大学も二年になったばかりだし、焦らなくてもいつかきっとという終わりかたでも受け入れられるというか、今までのキャラの性格や言動から見ても、ここにきてぶちまけるのはそれはそれで違和感あるしなと


結論
いいからとっとともやしもん二代目はよ!!
あと川浜が最後までラブコメモードからハブられてて泣きそう。個人的に美里よりナイスガイだと思うんだけどなあ
甘酸っぱ過ぎて読んでる間中恥ずかしいやらくすぐったいやら
日高もいじらしいけど、日高にとってのハルオはナンバーワンでも、大野さんにとってのハルオはオンリーワンなんだよね
ハルオ目線でもようやく大野さんへの特別な感情が顕在化しつつあるけど、まだそれが恋愛感情として認識出来ないあたりがもうむず痒いというかニヤニヤが止まらないというかこのお子さまめって感じ
そして宮尾が超絶紳士で惚れそう
告白してきた女子を振ったシーンの宮尾の表情とか押切作品史上最高のイケメンに見える
最初のほうは宮尾もハルオに惚れてるんじゃないかと思ってたけどそんなことはなかったぜ
ハルオと大野さん
宮尾と日高
のカップリングになるのがなんだかんだでみんな幸せになる気はするんだけど、ハルオと日高の対決で日高逆転負けして泣く場面を想像するとそれだけで泣きそうになる
仮に日高が勝ってもそれはそれで日高が葛藤することになりそうだしなあ

もちろんじいやとハルオママもかっこよかった!
マジキチマジキチアンドマジキチ(ほめ言葉)
この世にサバイバルアクションもの数あれど、ここまでマジキチな作品はそうそうない
登場人物全員悪人という物語は稀にあるけれど、これは登場人物全員ゲス
一瞬部長が普通の人に思えたりするけど、何気にやることやってるからね
こことバトルロワイヤルの島ならバトルロワイヤルの方がまだ救いがある
主人と奴隷の関係がりゅうおう派と解放派の二つに収束し始めてきましたな
実はずしおうまるは完全な知性を獲得した宇宙的生物で、最終的に全部かっさらっていったりするとSF的でいいんですが
とりあえずりゅうおうの正体は特に意外性無いものの、何故ゼロきゅんをターゲットにしたかは謎
陳腐な表現ではあるけど、これこそ「美しくも残酷な世界」というやつ
ほとんど救いの無い話にもかかわらず読後感が鬱一辺倒にならないのは、復讐物として完結してるから
とはいえ大人も子供も歪んだ人間同士の歪んだ関係性の中でだけ完結していれば因果応報ものとしてすんなり読めるけど、野咲家両親としょーちゃんはその輪から外れた所で殺されてるからやっぱり悲劇でしかないんだよね
あと世界の狭い子供達と違って、いじめグループの親達が醜悪過ぎてキツい
正直しょーちゃんまで死なせる必要があったとは思えないけど、元の掲載誌を考えればこうならざるをえないんかね
一冊丸ごとやなせたかし特集として大量の対談とあらゆる角度からの分析記事が載ってて読み応え十分
特に谷川俊太郎との対談は再掲とはいえかなり面白いので未読の方は是非
アフタヌーン本誌で読んだ時もきつかったけど、単行本のその後四コマを併せて読むとさらにキツイ
本誌の高坂のセリフだけだと、咲とマララメがくっついてもいいようにも取れるけど、四コマ補完分を読むとマララメが玉砕するのを予見したうえで、笹原妹と同じくマララメをちゃんと失恋させてあげたいというだけでしかなかったというね

書き下ろしおまけマンガの学園祭打ち上げin斑目ルーム!は同級生三人組の親友感とか、 田中いい奴感とかでマララメ救われてるなぁっていうのはあるんだけど、とにかく第81話・その後のみんな言ってた…とそんな未来は無いの二本が黒すぎる。酒の席とはいえ、振った側に茶々を入れる大野とか引っ掻きまわしておいてだんまり決め込んで咲の隣に座ってる笹原妹とか、それ以前に四コマのサブタイトルとか


ついでに本誌分は矢島っちが可愛いのとくっちーがとうとうまともなセリフを吐いたのは良かった
ただハトがクズ過ぎ。とにかくクズとしか言いようがない。自力で諦められないからってアンジェラと無理やりくっつけようとするとか、マララメを完全に生身の人間じゃなくてキャラ扱いしてる
思ったより綺麗に完結してて良かった
おじいちゃん懐深すぎてマジカッケー
個人的には犬夜叉エンドにしてほしかった
現代への未練が全然ないのは流石にサバサバしすぎ
そういう意味ではドラクエ7の考古学者をちょっと思い出してみたり
一瞬王様ゲームの続編かと
設定は面白いけど、女キャラが全体的に悲惨な目にあいすぎててちょっとキツい
一話ごとに主従がころころ替わるのはスピード感も相まって続きを読みたくなる
最近バスタード見ないなと思ったら、ウルトラジャンプで最後に掲載されたのが2010年6月号らしい

昔は厨二心をダイレクトに揺さぶる傑作だったのになあ

なんであんなにウリエル戦を長引かせてしまったのか…

もはやベルセルクの劣化版でしか無いのがかなC
トリエラが生きてくれているというこの僅かな希望を持って頁をめくるも、そこに希望の二文字はなかった
確かに一期生の死の宿命は設定上も物語上も避けることの出来ないものだし、ベッドの上で死ぬよりは戦場でヒルシャーと共に逝くほうが物語としては美しいんだろうけれど、それでもなお生きていてほしかった

一期生の中では唯一次世代へとバトンを渡すことが出来たのが唯一の救いのように描かれているけれど、ジャンやジャコモが生き残っていることを考えるとなかなか納得し難いところ
昨夜7時過ぎに読みはじめたと思ったら気がついたら午前3時になっていた件について
これはポルナレフも驚愕の時間跳躍だぜ


ネタバレになるから多くは語れないけど、国木田きゅんの台詞が思いの外多くて嬉しかったりする
今僕の手元にとうとう涼宮ハルヒの驚愕前後編と涼宮ハルヒの秘話が!!

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