スタックは大量に積まれてるけど、とりあえずエタマス発売されてEDHにも色々還元されてきてるので、まずはここから更新
そもそもEDHとはなんぞやということについては、99+1枚のハイランダーとか、色のルールとか専用の禁止リストとか色々あるけど、その辺はwikiなり晴れる屋のサイトを見れば必要十分なので割愛
今回はEDHのデッキをコピーでなくオリジナルで組みたいけどどこからリストを埋めていけばわからない人に100枚のリストの最後の数枚を埋める助けになれば、もしくはカジュアルとはいえ多少なりとも勝率をあげるために覚えておいた方がいいカードを紹介したいなと
ただこのまま本文に入っても、そもそもカジュアルEDHとはどこまでがカジュアルなのかという人もいると思うので、そこにも軽く触れます
・どこまでがカジュアル?
個人的にはEDH自体がカジュアルフォーマットなので、デッキを組んだ人がカジュアルだと言えば十分カジュアルだとは思っているのだけれど、逆説的に“強すぎてコミュニティーに嫌われるデッキ”がガチ、そうでなければカジュアルかなと
たとえばデッキの構成がサーチとマナ加速と2枚無限コンボだけで成立してて2~3ターンキル当たり前デッキを赤黒ミノタウロスデッキとヨハンデッキがイチャイチャしてるところに持ち込んだらどっちが空気読めてないねんと
・デチューンとチューンアップと歩み寄り
だからと言って最速コンボデッキを徒に排斥しても面白くないので、ガチと思われるデッキは例えばサーチを全部抜いてトップデッキで勝負するようにしたり、ミノタウロスデッキも無限コンボを1個だけ入れたり妨害カードをちょっと入れてチューンアップして、お互いがそれなりに楽しめる妥協点を探るのがいいかなと
前置きが長くなったけど、以下に各色の役割とよく見るカードと概説をざっくりと紹介
・無色
・役割:パワフルな生物と派手なリセット
・カード:《真実の解体者、コジレック》、《精霊龍、ウギン》
・概説:スタンダードやモダンで常に暴れている無色。EDHでもそのパワフルさに陰りなし。とはいえ旧コジレックと旧ウラモグはEDHにおいては生物としてよりもその強力なライブラリー修復能力を目当てに採用されることが多いかな。自分のライブラリーを引ききるループコンボに噛ませることによってループの確実性をあげつつ、素出しできればそれはそれで。相手のLO戦略を勝手にメタってるのも強いけど、微妙に高くてカジュアルっぽくないのが珠に傷
・白
・役割:最強の除去色。ブリンク。破壊不能。第2のリアニメイト色。《禁止》カード
・カード:《剣を鋤に》、《神の怒り》、《変位エルドラージ》、《希望の天使アヴァシン》、《太陽のタイタン》、《堂々たる撤廃者》
・概説:単色最弱にして2色目としては最強のタッグパートナーになりうるのが白。生物除去なら単体からマスデスまで全て揃っており、そうでなくともパーマネント除去としては断トツ。コマンダー《アヴァシン》から《神の怒り》や《ハルマゲドン》連打はカジュアルEDHにおいては有力なアーキタイプ。リアニメイトとしても相黒には一歩劣るものの、確実にアドを稼ぐ《太陽のタイタン》に無限コンボのお供にもなる《目覚ましヒバリ》《霊体の先達》と目白押し。そしてスタンダードにて猛威を振るう《変位エルドラージ》はEDHにおいては究極生物!古今東西のあらゆるETB生物をブリンクできるんだから弱いわけがない!《難題の予見者》と組み合わせると対戦相手Aの手札を対戦相手Bに丸々移すような凄い政治力も発揮できちゃう!あと《禁止》カードは相手の行動を禁止するカード全般。《堂々たる撤廃者》は相手のカウンターやインスタント除去を禁止することができるし、《迷宮の霊魂》等々相手の強みを禁止して自分だけ生かす、もしくは同じ土俵で戦わせたたり。とはいえ概ね生物ベースなのでよく除去られるのはご愛嬌
・青
・役割:ドロー、カウンター、コントロール奪取、追加ターン、バウンス
・カード:《天才のひらめき》、《巻物の君、あざみ》、《対抗呪文》、《袖の下》、《時間の伸長》、《精神を刻むもの、ジェイス》、《サイクロンの裂け目》
・概説:EDH最強色。コマンダーが青いだけでヘイトが高くなる理不尽な子。なんせレガシーで禁止されちゃうような1マナドローも全部使えるんだからそらそうよ。とはいえカジュアルEDHにおける1マナドローは手札を整える本来の使い方が主で、その真価は《天才のひらめき》のような大量ドローにあるかと。カウンターはカジュアルだとお守りに少数採用すれば十分。なにせ四人対戦とかだと全部打ち消すとか無理な話ですし。《袖の下》や《支配魔法》を大量に入れた他力本願デッキもカジュアルだとよく見るアーキタイプ。追加ターン系スペルは近年のエキスパンションだと再利用できないように解決後追放されるようになってるけど、EDHなら普通に墓地に落ちるやつを使えば大体3枚コンボで無限ターン(例:タイムワープ、記憶の壁、変位エルドラージ)。あと普通の構築と比べると若干弱いけど《神ジェイス》はやっぱり神。そして個人的に青を最強色として定義する理由の一つだと思うのが《サイクロンの裂け目》。禁止になってないのがおかしいくらいのぶっ壊れ。バウンスの幅が広すぎるのに自分は影響なしという大ちゃぶ台返し。青ければ確実に入ってるし、青を使うならとりあえず入れとけ。デチューンにせよチューンアップにせよ個人的には不動のポジションを確保してると思ってる
・黒
・役割:サーチ、リアニメイト、サクり台、第2のドロー色
・カード:《魔性の教示者》、《動く死体》、《納墓》、《臓物の予見者》、《ネクロポーテンス》
・概説:青に次いで強いとされる黒。サーチ自体は各色にあるものの、好きなカードを手札に直接持ってこれるのは黒の特権。リアニメイトも白が条件付きだったり重かったりするのに対して黒は軽かったり《鬼の下僕、墨目》のように相手の墓地から繰返し釣ったりと万能。なによりも《納墓》《生き埋め》のように最速キルの筋道を自分で立てられるのが強み。逆に特化し過ぎるとガチ扱いされて嫌われやすいので、カジュアルEDH指向だとよくデチューンされることに。サクり台も他の色だと単体で弱すぎるカードや微妙に高いカードを要求されるけど黒ならよりどりみどり。《臓物の予見者》が頭1つ抜けてるけど、それこそスタンダードっぽく《ナントゥーコの鞘虫》で十分。そして青に勝るとも劣らないのが黒のドロー。《ネクロポーテンス》は置くだけでヘイトが上がるのでカジュアルだと取り扱い注意だけど、《ファイレクシアの闘技場》で十分強い。なにより普通の構築と違ってライフが40点スタートというのはライフと引換にドローを進める黒と相性がいいのは当然。ちなみに《むかつき》は一回撃つと次のゲームからは尋常じゃないヘイトを稼ぐので更に注意されたし。これも禁止リスト入りしてないのが不思議
そもそもEDHとはなんぞやということについては、99+1枚のハイランダーとか、色のルールとか専用の禁止リストとか色々あるけど、その辺はwikiなり晴れる屋のサイトを見れば必要十分なので割愛
今回はEDHのデッキをコピーでなくオリジナルで組みたいけどどこからリストを埋めていけばわからない人に100枚のリストの最後の数枚を埋める助けになれば、もしくはカジュアルとはいえ多少なりとも勝率をあげるために覚えておいた方がいいカードを紹介したいなと
ただこのまま本文に入っても、そもそもカジュアルEDHとはどこまでがカジュアルなのかという人もいると思うので、そこにも軽く触れます
・どこまでがカジュアル?
個人的にはEDH自体がカジュアルフォーマットなので、デッキを組んだ人がカジュアルだと言えば十分カジュアルだとは思っているのだけれど、逆説的に“強すぎてコミュニティーに嫌われるデッキ”がガチ、そうでなければカジュアルかなと
たとえばデッキの構成がサーチとマナ加速と2枚無限コンボだけで成立してて2~3ターンキル当たり前デッキを赤黒ミノタウロスデッキとヨハンデッキがイチャイチャしてるところに持ち込んだらどっちが空気読めてないねんと
・デチューンとチューンアップと歩み寄り
だからと言って最速コンボデッキを徒に排斥しても面白くないので、ガチと思われるデッキは例えばサーチを全部抜いてトップデッキで勝負するようにしたり、ミノタウロスデッキも無限コンボを1個だけ入れたり妨害カードをちょっと入れてチューンアップして、お互いがそれなりに楽しめる妥協点を探るのがいいかなと
前置きが長くなったけど、以下に各色の役割とよく見るカードと概説をざっくりと紹介
・無色
・役割:パワフルな生物と派手なリセット
・カード:《真実の解体者、コジレック》、《精霊龍、ウギン》
・概説:スタンダードやモダンで常に暴れている無色。EDHでもそのパワフルさに陰りなし。とはいえ旧コジレックと旧ウラモグはEDHにおいては生物としてよりもその強力なライブラリー修復能力を目当てに採用されることが多いかな。自分のライブラリーを引ききるループコンボに噛ませることによってループの確実性をあげつつ、素出しできればそれはそれで。相手のLO戦略を勝手にメタってるのも強いけど、微妙に高くてカジュアルっぽくないのが珠に傷
・白
・役割:最強の除去色。ブリンク。破壊不能。第2のリアニメイト色。《禁止》カード
・カード:《剣を鋤に》、《神の怒り》、《変位エルドラージ》、《希望の天使アヴァシン》、《太陽のタイタン》、《堂々たる撤廃者》
・概説:単色最弱にして2色目としては最強のタッグパートナーになりうるのが白。生物除去なら単体からマスデスまで全て揃っており、そうでなくともパーマネント除去としては断トツ。コマンダー《アヴァシン》から《神の怒り》や《ハルマゲドン》連打はカジュアルEDHにおいては有力なアーキタイプ。リアニメイトとしても相黒には一歩劣るものの、確実にアドを稼ぐ《太陽のタイタン》に無限コンボのお供にもなる《目覚ましヒバリ》《霊体の先達》と目白押し。そしてスタンダードにて猛威を振るう《変位エルドラージ》はEDHにおいては究極生物!古今東西のあらゆるETB生物をブリンクできるんだから弱いわけがない!《難題の予見者》と組み合わせると対戦相手Aの手札を対戦相手Bに丸々移すような凄い政治力も発揮できちゃう!あと《禁止》カードは相手の行動を禁止するカード全般。《堂々たる撤廃者》は相手のカウンターやインスタント除去を禁止することができるし、《迷宮の霊魂》等々相手の強みを禁止して自分だけ生かす、もしくは同じ土俵で戦わせたたり。とはいえ概ね生物ベースなのでよく除去られるのはご愛嬌
・青
・役割:ドロー、カウンター、コントロール奪取、追加ターン、バウンス
・カード:《天才のひらめき》、《巻物の君、あざみ》、《対抗呪文》、《袖の下》、《時間の伸長》、《精神を刻むもの、ジェイス》、《サイクロンの裂け目》
・概説:EDH最強色。コマンダーが青いだけでヘイトが高くなる理不尽な子。なんせレガシーで禁止されちゃうような1マナドローも全部使えるんだからそらそうよ。とはいえカジュアルEDHにおける1マナドローは手札を整える本来の使い方が主で、その真価は《天才のひらめき》のような大量ドローにあるかと。カウンターはカジュアルだとお守りに少数採用すれば十分。なにせ四人対戦とかだと全部打ち消すとか無理な話ですし。《袖の下》や《支配魔法》を大量に入れた他力本願デッキもカジュアルだとよく見るアーキタイプ。追加ターン系スペルは近年のエキスパンションだと再利用できないように解決後追放されるようになってるけど、EDHなら普通に墓地に落ちるやつを使えば大体3枚コンボで無限ターン(例:タイムワープ、記憶の壁、変位エルドラージ)。あと普通の構築と比べると若干弱いけど《神ジェイス》はやっぱり神。そして個人的に青を最強色として定義する理由の一つだと思うのが《サイクロンの裂け目》。禁止になってないのがおかしいくらいのぶっ壊れ。バウンスの幅が広すぎるのに自分は影響なしという大ちゃぶ台返し。青ければ確実に入ってるし、青を使うならとりあえず入れとけ。デチューンにせよチューンアップにせよ個人的には不動のポジションを確保してると思ってる
・黒
・役割:サーチ、リアニメイト、サクり台、第2のドロー色
・カード:《魔性の教示者》、《動く死体》、《納墓》、《臓物の予見者》、《ネクロポーテンス》
・概説:青に次いで強いとされる黒。サーチ自体は各色にあるものの、好きなカードを手札に直接持ってこれるのは黒の特権。リアニメイトも白が条件付きだったり重かったりするのに対して黒は軽かったり《鬼の下僕、墨目》のように相手の墓地から繰返し釣ったりと万能。なによりも《納墓》《生き埋め》のように最速キルの筋道を自分で立てられるのが強み。逆に特化し過ぎるとガチ扱いされて嫌われやすいので、カジュアルEDH指向だとよくデチューンされることに。サクり台も他の色だと単体で弱すぎるカードや微妙に高いカードを要求されるけど黒ならよりどりみどり。《臓物の予見者》が頭1つ抜けてるけど、それこそスタンダードっぽく《ナントゥーコの鞘虫》で十分。そして青に勝るとも劣らないのが黒のドロー。《ネクロポーテンス》は置くだけでヘイトが上がるのでカジュアルだと取り扱い注意だけど、《ファイレクシアの闘技場》で十分強い。なにより普通の構築と違ってライフが40点スタートというのはライフと引換にドローを進める黒と相性がいいのは当然。ちなみに《むかつき》は一回撃つと次のゲームからは尋常じゃないヘイトを稼ぐので更に注意されたし。これも禁止リスト入りしてないのが不思議
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